【カラーネガフィルム「フジカラー F-II400」が国立科学博物館「重要科学技術史資料」に登録】重要科学技術資料って何?
「フジカラー F-II400」が重要科学技術史資料に登録されたらしいです。ところで重要科学技術史資料ってなんぞ?
以下、富士フイルムのHPからの引用です。
「重要科学技術史資料」の登録制度は、「科学技術の発達史上重要な成果を示し、次世代に継承していく上で重要な意義を持つ科学技術史資料」及び「国民生活、経済、社会、文化の在り方に顕著な影響を与えた科学技術史資料」の保存と活用を図り、科学技術を担ってきた先人たちの経験を次世代に継承していくことを目的として、国立科学博物館が2008年より実施しています。
引用 – 富士フイルム株式会社 http://fujifilm.jp/information/articlead_0357.html –
簡単に言うと、重要な科学技術を保存しましょうというのを国立科学博物館がやっているらしいです。このフィルムの功績は私が何か言うまでもなく十分でしょうけど、フィルム全体が過去の遺産になってしまったようにも感じます。
現在生産されているフィルムだけでもどうにか持ちこたえてもらえるように、これからも使い続けていきます。
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ところで、「重要科学技術史資料」って他には何が登録されてるんですかね?ということで調べてみました。
調べてみましたが、やたらマニアックなものばかりですね。
わかりやすいものをピックアップしてみました
- AIBO(SONY)
- 写ルンです(富士フイルム)
- ブレンビー(松下電器)
- プレハブ住宅(積水化学)
- セメダイン(セメダイン)
- ウォークマン(SONY)
- 液晶デジタルカメラ(カシオ)
- PC-8001(NEC)
こう見てみると意外に新しいものもチラホラありますね。
重要科学技術史資料に登録されてるものの傾向としては、民生品というよりも幅広く工業製品や測定器、設備などが含まれている感じです。
重要科学技術史資料というのもがあることを今回はじめて知りましたが、こういった地味な活動も、いずれ役に立つときがくるんでしょうね。