【小さなお店、はじめました(翔泳社)】を読んで、自営業をはじめるのにかかるお金をイメージしてみた
自営業を始めようとすれば一番に気になるのはお金の話。お店と一緒に、開業にかかったお金が公開されているので非常に参考になりました。
この本を読もうと思った狙い
私の親も私もサラリーマンだったので、自営業でかかるお金が全くイメージできません。
かかるお金がわからないことには何も判断できないので、具体的にお金のことが書いてある本がないかと探していたところ、この本に出会いました。
自営業をやるとしたら自分の手の届く範囲でできる、小さいお店をイメージしていたので、そこもGOODです。
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【小さなお店、はじめました】を読んで得られたこと
- お店の写真と開業費用がセットで、たくさんの例が載っているので、このくらいお店ならいくらくらいかかるかがイメージできた。
- 初期投資だけでなく、目標売り上げや平均客数なども書かれていて、運営・収支の規模がわかった。
- お金の話だけでなく、開業の経緯がインタビュー形式で語られているので、これから脱サラしようという身にとっては参考になった。
- 店主さんの1日の生活サイクルも書かれていて生活のイメージもできた。
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全体的な感想
この本は経営の指南本ではありませんが、リアルなデータがたくさん載っています。
開業にかかるお金はやること次第でまさにピンキリって感じですが、ノーデータな私にとってはとても参考になりました。
写真がふんだんに載っているので、開業の意思がなくても、カフェや雑貨屋が好きな方はそれを見てるだけでも楽しめるかもしれません。
脱サラの視点で言うと、正直言ってこんな規模のお店でもこんなにお金がかかるのかとビックリしましたね。これがサラリーマンの甘さというやつでしょうか。
この本に載っているような生活ができたらいいなと憧れるところもありますが、そんな生ぬるい感じじゃダメでしょうね。
この本の情報を元に自分の考えているアイディアのひとつをやるのににかかりそうなお金を試算してみたところ、貯金の大半を使ってしまいそうな額になりました。借金の覚悟がないと小さなお店でも開業するのは厳しいですね。
実際に開業した皆さんはどんな心境で踏ん切りをつけたんでしょうか。
この本に登場される方々はひょうひょうとした感じなんですけど、本当にそれが好きで、やると決めてしまえばそんなものなんでしょうか。(もちろん実際はすごい苦労されてると思いますが)
ということで、小さなお店をやられているかたのリアルな生活が垣間見える貴重な本です。