• 3D CAD用PCにcore i7 6700を入れるために久々にPC組立てをやりました

    3D CAD(SOLIDWORKS)で作業してて、ちょっともたつくなと感じるようになってきました。

    だいたいの場面では問題無いんですけど、3次元の曲線ややや複雑なフィレットをかけるときなどに計算時間をちょっと要します。

    あとはSOLIDWORKSでは推奨のビデオカードがあるんですが、それも入れてません。

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    CADや3DCGソフトにはビデオカードは「Quadroシリーズ」が良いらしい

    SolidWorksをいじるのも作図機能だけではなく色んな便利機能があるんじゃないかとあちこちポチポチしてたら、パフォーマンスを診断してくれる機能がありました。(SoridWorks Rxという付属ソフト)うちのデスクトップPCもそこそこ古くなってきましたが、動作は特に遅いと感じることもなかったんですが、とりあえず診断をやってみました。

    http://poli-studio.com/2015/12/26/2302/(脱サラはじめました)

    FEM解析(シミュレーション)もやるのでなるべく計算時間を減らしたいというのもあって、思い切って仕事用のPCをパワーアップさせることにしました。

    でもなるべくお金はかけたくないので、今使ってるPCのパーツを部分的に入れ替えることにしました。

    そこで今回ご用意いたしましたパーツはこちら。

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    マザーボードやCPUを買ったのなんて大学生のとき以来ですね。

    ビデオカード

    まずはこいつをSOLIDWORKS推奨品に変えねばということで、なんとか手がとどく範囲の【Quadro K2200】を購入(約6万円・・・)

    CPU

    今使ってるPCのCPUがそこそこ古かったので、基本的な処理速度を上げるために思い切ってジャンプアップ。

    Intelの【core i7 6700】を選択しました。

    似たようなCPUに【core i7 6700K】という末尾にKが付いたものもラインナップされていますが、こちらはオーバークロック対応らしいです。

    でもメモリがDDR4(後述)しか対応しないらしいのと、オーバークロックはしないつもりなので、今回はK無しを選択しました。(ちょっとK無しの方が安いというのもあります)

    メモリ

    これが結構悩んだポイントなんです。

    PCの組立ては久々なので今回初めて知ったんですが、メモリ規格の最新は【DDR4】というのが出ているらしいです。(これまでDDR1→DDR2→DDR3という順に進化してきました)

    DD3のものもまだ平行で販売されているのでどちらでも選べます。

    基本的にはDDR4の方が新しくて早い(はず)

    でもDDR3の方が普及してるので安い。でもこの先消えゆく(はず)

    このDDR3とDDR4は互換性が無いので、どちらを選ぶかでマザーボードの選択が変わってきます。

    う〜ん、と悩んだ結果、DDR3の方を選択しました。

    色々調べてみると今の所DDR3とDDR4でそれほど早さに差は無いらしく、今後の進化で差が開いてきたときにはそのときにマザーボードを変えればいいかなと思い、実績があって価格もこなれているDDR3にしました。

    今回は8GBX2を購入。そして元々使っていたメモリもDDR3だったので手持ちの4GBX2も合わせて合計24GB!!

    そんなに使うんかいという気がしなくもないですが、多いに越したことはないので。

    マザーボード

    使いたいCPUとメモリが決まってくると自ずと候補は絞られてきます。

    付けたいパーツが付けられてなるべくお値段が安いやつでサイズはATX。

    メーカーは特にこだわり無いのでフィーリングでGIGABYTEの【GA-H170-HD3 DDR3】にしました。

    久々のPC組立て

    さてパーツを組み替えるかといことで、とりあえずPCのケースを開けました。

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    交換するパーツをひとつずつ外していくんですが、ここで気付いたのが「あれ?元のマザーボード小さくね?

    嫌な予感がしたときには時すでに遅し。

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    はい、新しいマザーボードがケースに全然入りません。

    完全に手持ちのマザーボードの規格を勘違いしてました。

    しょうがないので急遽PCケースも追加購入。余計な出費だ。。。

    気を取り直して組立て開始です。

    大学生のときに組んだやつは自分のチョンボで一回基盤をショートさせてしまい買い直したりしたので慎重に作業せねば。

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    今時はマザーボードにこんな丁寧な説明書が付いてくるんですね。

    これでちょっと安心。

    まずはCPUをマザーボードに取り付け。

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    最初にして最大の緊張の瞬間ですが、これまた今時のやつは難なく取り付け完了。

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    昔のはもっと硬くて、取り付け時にピンを折ったり基盤を曲げちゃうんじゃないかと思ったくらいですが、そんな不安は全く必要ありませんでした。

    ここまできたらあとはせっせと配線するだけ。

    基本的には間違って取り付けられないようになっているので壊しちゃう心配は無いんですけど、一個ずつ地道に作業するしかないので地味に大変です。

    このタイミングで一回動作チェック。

    心配だったのが、HDDにデータを入れたまま移植するのでちゃんと動作してくれるかということ。

    OS再インストールするのはべらぼうに時間がかかるので、どうにかこれでうまく動いて欲しいと思っていましたが、無事起動できました。

    新しいマザーボードのドライバをインストールして第1段階完了。

    いよいよビデオカードを装着

    新PCの土台が出来たところでビデオカードを取り付けます。

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    6万円もするくせにそこまで大きくないです。

    そして取り付けた状態はこんな感じ。

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    この状態で再度起動してドライバをインストール。

    インストール前に以前使っていたビデオカードのドライバをアンインストールしておかないとうまくいかないです。

    そしてこれも無事完了。

    効果のほどは?

    ここまでやったんだから劇的に速くなっててくれないと困るんですが、果たしてどうなってるでしょうか?

    ベンチマーク結果とかではなく体感で恐縮なんですが、ここまでやれば流石に効果はテキメンでした。

    シミュレーションの時間は約半分になり、3Dモデルの更新もサクサク。

    シミュレーションを実行してる裏で別のモデルをいじったり、他のソフトを使ったりしてもストレス無し!

    たんまりお金をかけた甲斐がありました。

    誤解の無いように書いておきますが、これは私個人の趣味ではなく、業務効率向上・時間節約のためですからね!

    タイム・イズ・マネー!(センテンススプリング風に)

    高価なSOLIDWORKSのライセンスを有効活用するにはPCスペックのせいで稼働率が落ちるなんてことがあっては困りますからね。

    実は業務効率向上のたくらみはこれだけでは終わりませんが、続きはまた近いうちに。

    補足(注意事項)

    後から調べてわかったことなんですが、今回のような「HDD移植」は一般的にはうまくいかないらしいです。

    私のように苦労せず移植しただけでうまく起動できたのはたまたまみたいなので、もしマネするつもりの方がいましたら「ダメだったら再インストールでいいや」という覚悟と準備で臨んでください。

    また、OEM版のOSやアプリケーションソフトを使っている方は、これをやると規約違反になるのでやらないでください。

    OEM版とはメーカー製PC等に最初からインストールされているやつですね。

    OEM版は購入したPCのみで使うことが認められています。

    ですから、マザーボード交換のようにハード構成が変わっちゃうとそれはもう別PC扱いになり、OEM版のソフトは別PCで使うと規約違反になります。

    ちなみに私は単体購入したWindows7を使ってますが、OSは単体購入すると結構高いです。

    逆に言うと、OEM版は安い代わりにそういった制限がかかっています。

    ちなみに、ライセンス認証が必要なソフトはHDD移植後に再度シリアルナンバー入力を要求されました。

    ということで、ソフトの扱いにご注意ください。


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