潤滑油は大事

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NIKON F6 / TOKINA AT-X M100 PRO D / FUJICOLOR 100

就活生A「潤滑油です」就活生B「潤滑油です」就活生C「潤滑油です」

とあるまとめサイトで見た、日本の就活を揶揄したスレタイです。

こんなことが本当に面接の場で起こっているとは思えませんが、何かのハウツー本にこう言えと書いてあるのかもしれません。

でもリアルな潤滑油の重要性を知っている機械系の人間からしてみると笑えないですよね。

私も潤滑不足で何回か痛い目見てるので。。。

それはさておき、実際の会社組織で潤滑油的な役割を果たせる人はどれだけいるでしょうか。

もし本当に冒頭に書いたような就活生ばかりだったら、日本の会社はこんなに苦労していない気もします。

機械も組織も潤滑が大事(?)

ということで、今日の一冊はこちら。

「トライボロジー」は日本語にすると摩擦学ですかね。

摩擦って高校の物理とかで当たり前に存在することになってますけど、その正体を解き明かすのはなかなか難しいです。

トライボロジーではザックリ言うと、摩擦とは何か、磨耗の形態、潤滑の理論などが扱われています。

工学の分野は数あれど、摩擦って局所的には何が起こってるのか見るのが非常に難しいので、難解というかマニアックすぎる学問です。

私も全部は到底理解してませんけど、割と触れる機会が少ないのに知らないと困ることが多い(機械系の人にとって)と思うので、ちょびっとかじっておくのも良いのではないでしょうか。