• 【業務実績ご紹介】部品現物からの図面作成

    当社では機械設計サービスをご提供しておりますが、どういったことが頼めるのかイメージしづらいかもしれません。

    そこで、先日とあるお客様からご依頼頂いた内容を一例としてご紹介します。
    ※お客様のご厚意で掲載の許可を頂きました

    破損した設備部品を修理したいけど図面が無い!

    お客様からご依頼頂いたのは「大型正面盤のギヤが破損してしまったので再製作したいけれど、古い設備で図面が無い。再製作のために現物を見て図面を作成してもらえないか?」というものでした。

    その部品が下の図のようなものです。(3Dモデルは弊社で現物の寸法測定を行い、そのデータから作成しました)
    実績紹介用の図_2

    ギヤの歯が折れてしまっているのでこの状態ではもう使えません。

    また、このギヤをアセンブリ状態から分解するためには、このギヤとシャフトを切断しなければならなかったということです。

    ちなみに、シャフト側の状態はこうなっていました。
    800_2336_lr

    ということで、今回作成した図面はギヤとシャフトの2点になります。

    図面作成の流れ
    寸法測定

    お客様から現物をお借りして、弊社で寸法測定しました。

    はめ合い精度設定

    シャフトとギヤ、シャフトと支持ベアリング部のはめ合い精度設定を、お客様の使用状況をヒアリングし設定しました。

    ギヤ諸元推定

    これが今回の一番のポイントになります。

    ギヤには非常に高い精度が要求されるので、ノギスのような一般的な測定器だけでは対応できません。

    もし少しでもずれた諸元でギヤを製作してしまうと著しくギヤの寿命が低下し、すぐに破損してしまいます。

    今回の図面作成にあたっては、破損していなかった別のギヤを精密測定し、そのデータからギヤ諸元を推定しました。

    精密測定は栃木県産業技術センターに委託し、3次元測定器でギヤプロファイルを測定して頂きました。

    その測定結果と推定諸元から作成したギヤプロファイルを重ねたものが下の図です。
    実績紹介用の図_1

    無事、現物と一致するようなギヤ諸元が推定できました。

    作図

    これらの測定結果等を元にCADで作図します。

    今回は2D図面を紙とPDFで納品させて頂きました。
    実績紹介用の図_3

    他にも機械設計サービスをご提供しておりますので、よろしければバナーをクリックして下さい。
    poli-studio_banner_mecha

    お困りのことがございましたら、まずはお問い合わせください!!


    前の記事: 次の記事: