【ひとり株式会社設立】会社実印はどこのお店に注文すれば良いか悩む
会社を設立するために会社の実印を作らないといけませんが、数あるお店の中から選んだ自分なりの考えを書いておきます
先日、会社設立手続きをお願いする司法書士さんとお話してきました。
事業内容とか取締役をどうするのかとか決算はいつにするのかとかをご説明したので、書類作成及び届出をこれから進めて頂きます。
届出までに私が準備しなきゃいけないもののひとつに「会社実印」があります。
もちろん持っていないので、これから注文して作らないといけません。
ということで早速ネット検索。
そうすると意外にも結構な数のお店が出てきました。
結構な数すぎて、どうやって選んだら良いか悩みます。
一番わかりやすい選び方は「一番安いところ」だと思いますが、私のこれまでの経験から言うと「安すぎるものには訳がある(悪い意味で)」ので、どんなものを買うにしても最安値のものは選ばないようにしてます。
いろんなお店を見てみると、ハンコ選びにはいろんなパラメータがあるようなので、私が選んだやり方を書いておきます。
先にお断りをしておくと、この選び方が正しかったかどうかが分かるのは、耐久性の観点を踏まえると数年後になります。
なんせどこのお店にも「10年保証」というのが付いているので、そうそうダメになるもんじゃ無いだろうと思われます。
印鑑選びのパラメータ
まずは値段以外の部分で決めなきゃいけない項目を書いていきます。
印鑑の種類
会社の設立で最低限必要なのは実印ですが、その他にもあとで必要になるものとして銀行印と領収書とかに使う用の角印があります。
ショップのサイトを見ると「会社設立3本セット」なんて名前でセット販売されていて、お値ごろ感があります。
実印を銀行印と兼ねても良いのですが、セキュリティ上よろしくないというのは明らか。
上記3本セット意外にも、さらに会社の住所とかも入れるスタンプまでセットになってるものもお店によってはあります。
印鑑の材質
これがお値段にダイレクトに効いてきます。
まさにピンキリ。
ザックリどんな材料があるか書きますと
- 柘(つげ)や彩樺(さいか)といった木材系
やさしい感じと比較的リーズナブルなのがメリット。木材ゆえに耐久性に不安が無い訳ではない。 - 黒水牛やオランダ水牛と呼ばれる牛の角系
木材系より高価格なものの耐久性は高い。 - 象牙
全てにおいて最高級だけど、もちろんお値段も最高級。 - チタン
金属だけに耐久性は折り紙付き。やっぱり高いです。
などがあります。
お値段はお店によってかなり差がありますが、3本セットだと柘が2万円以下、黒水牛が3万円以下、象牙は10万円オーバー、チタンは9万円以下、といった感じです。
印鑑の書体
基本的にはお値段とあまり関係ないと思いますが、私が見たサイトの中では「開運」をうたったものもあるので、そういったことを気にする方であれば、選ぶポイントのひとつかと。
それは置いておいたとしても、お店によって選べる書体、選べない書体があるので、文字のデザインにこだわりがある方はチェックが必要です。
印鑑の形(デザイン)
上の写真のような感じで、くびれてるタイプと、ストレートタイプがあります。
これも気にされる方はチェックしておきましょう。
結局どう選んだか?
結論を先に書いておくと、【はんこ1番.com】というお店で、「黒水牛 法人3本セット」を注文しました。
私の場合の選ぶのに悩んだポイントは材質と、どこのお店に注文するか。
材質に関しては消去法で
- 木材はやはり耐久性が不安
- 象牙やチタンは高すぎる
ということで牛の角系まで絞り込みました。
そんなに使う頻度が高いわけじゃないものになぜ耐久性を気にしているかというと、もし割れたり欠けたりしてしまって印鑑を新しくつくらなければいけなくなると、印影が変わってしまうので法務局で登録し直さないといけなくなって結構面倒らしいです。
必要以上にビビってるかもしれませんが、1,2万円くらいはケチらないでおこうという考えです。
問題は、牛の角でも黒水牛にするかオランダ水牛にするか。
オランダ水牛の方が3点セットで約2万円高いです。
オランダ水牛の方が色も好みだし品質も高そうだけど。。。
さすがにここはお金のかけどころじゃないなと判断し、リーズナブルな黒水牛にしました。
そしてお店選びについては完全にフィーリングです。
冒頭に書いた「安すぎない」ということと、Webサイトの雰囲気が良かったからと、お店が茨城にあってうちの栃木から近いから(ネット注文だけど)というくらいです。
最初にも書いた通り、この選び方が正しいのかどうかわかりませんが、今はとにかく書類にハンコを押すのが楽しみです。