【3Dプリンタ】サポートを溶解させるための「リモネン」はかなりお高い
私が購入した3Dプリンタ【FLASHFORGE Dreamer】を選んだ理由を以下の記事で書きました。
購入しましたと言いつつまだ開封すらしていませんが、今回は購入の経緯について書いています
こちらの中でデュアルヘッドのものを選んだ理由に「サポート材に水溶性の樹脂を使える」ということを挙げました。
プリント後にサポートを取り除く作業がかなり大変ですが、溶剤に溶ける材料をサポートに使うことでその手間を省けるのに期待しました。
その溶解性サポートを溶かす溶剤が「リモネン」(一般名はD-リモネンというらしいです)
実は3Dプリンタを買う前には上記のことを調べただけで、リモネンとはどういうものかよく知りませんでした。
で、そろそろリモネン買って実際に溶かしてみるかな〜なんて思いネットで検索してみても意外にヒットしません。
よくよく考えてみれば溶剤はそうあちこちで売ってるもんじゃないですよね。
販売しているサイトを2つ見つけましたが、それを見て愕然としました。
メッチャ高いですやん!!
エセ関西弁が出てしまうほどビビりました。
500gで数千円ってことはちょっとしたサイズのモデルなら1個溶かして終わりそうです。
再利用が出来るもんなのかわかりませんが、出来たとしても1,2回でしょう。
ましてや他の溶剤や水で薄めるなんて出来ないでしょうし。
そしてそれなりにデンジャラスで扱いに注意しないといけないし、廃液は産業廃棄物として処理しないといけないそうです。
常にこいつに頼って作業するのは全然現実的ではないですね。
使うとしたら勝負所で1発って感じでしょう。
完全に誤算です。
ただ、ここで書いたのは「HIPS」という溶解性フィラメントについてです。
「PVA」という材料は水や温水に溶けるらしいのでこちらの方が良いかも。
その際に問題になるのは
- どの3Dプリンタでもうまくプリントできるのか?
- 本体側の材料が水に浸かっても問題無い材料か?(樹脂は水を吸うと一気に劣化するものもある)
もし私のようによく分からないで「溶解性」に期待している方がいましたら気をつけて下さい。
私はとりあえずPVAのフィラメントを買ってトライしてみます。