3Dプリンタに他社製フィラメントを取付けるためのアダプタをプリントしてみました

連日、3Dプリンタネタばかりで恐縮です。

3Dプリンタで使う樹脂材料は「フィラメント」という形で提供されています。

インクジェットプリンタのインクが各社専用のものがあるように、フィラメントも3Dプリンタメーカーが販売しています。

ただ、インクジェットプリンタほど厳格なものではないと思いますが。

私が購入した3DプリンタはFLASHFORGEのDREAMERというものなんですが、そのFLASHFORGEが出していない樹脂材料を使ったフィラメントを買いました。

そのときに問題になるのが取り付け。

3Dプリントアダプタ

フィラメントの穴径とプリンタ側の取り付け部の形状が合わないんですよね。

困ったどうしよう、なんて言ったらお前の目の前にある箱はなんの為にあるんだってことになってしまうので、アダプタ的なものを3Dプリンタで作ってみることにしました。

とはいっても上の図の通り難しいことはありません。

しいて言えばそれぞれのはめ合い寸法設定くらいですが、今回は上記の寸法でたまたま1発でうまくいきました。

下の写真は取り付けた状態。

800_2236_lr

フィラメントを取り付ける部品

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アダプタを取り付けたところ

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それを本体に取り付けたところ

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他のフィラメント用には穴径を測って、それに合わせてアダプタの外径を設定するだけです。

今回はフィラメントの穴径がφ32(実測)に対してφ31.5(モデル寸法)で作成しました。

プリンタに取り付けて回転具合を確認しましたが、非常にスムーズです。

この程度のものでもプリントに1時間くらいかかってしまいますが。

それでも、思い立ったらすぐものが作れるというのはやっぱ良いですね。