【ひとり株式会社設立】プロフィール写真を一眼レフで自撮りする方法

DSC00892_lr

会社設立のゴタゴタがひと段落してきたので、細かいことに手をつけ始めてます。

そのひとつが会社WEBサイトの会社紹介ページに載せようと思ってた自分の紹介写真を撮ること。

一般的にはそういった写真はプロにお願いするのが一番良いとは思うのですが、以下の理由で自分で撮ることに決めてました。

  • 写真を撮るのが好きなので自分でやりたかった
  • 「背伸びした感じ」になるのがイヤだった

ひとつ目の「写真が好き」はこのブログでもちょいちょい趣味写真を載せている通りなんですが、ポートレートはほとんど撮ったこと無いですし、撮られるのも証明写真くらいなもんです。

ですからちょっとでも写真の幅を広げるために試行錯誤しながらやってみようと思いました。

ふたつ目の「背伸びした感じ」というのを言い換えると、「かえってウソ臭くならないように」とでも言いましょうか。(むしろ伝わりにくいですかね?)

私のイメージで売る商売でもないので、マイナスイメージさえ与えなければ良いかなくらいの感じです。

むしろある程度リアリティーを残して、真面目に仕事しますよ、という感じを出したかったんですよね。

そのためには、あえて私のような素人が撮って完璧じゃない写真にした方が自分のイメージに合ってるんじゃないかと考えました。

とは言っても、ただ撮っただけではさすがにイケてなさ過ぎる写真になるので、写真を撮るのにいくつかやったことを書き残しておきたいと思います。

使った機材

  • カメラとレンズ
  • 三脚
  • リモートコード(ケーブルレリーズ)
  • 外付けスピードライト(ストロボ)
  • A3コピー用紙
  • 希望の背景色になってる部屋

今回は室内で撮影することを前提としています。

そして自分ひとりで撮影しました。

ですから、誰かに協力してもらえたり工夫次第でどうにかなるものもあると思います。

必須アイテムはカメラ、レンズ、外付けスピードライトですかね。

外付けスピードライトの効果については以前の記事に書いたことがあるので、ご参考に読んでみて下さい。

speedlight_2
外付けフラッシュでラクしてキレイな写真を撮ろう

室内などの暗いシーンで写真を撮るのに苦労されている方は多いのでは?簡単確実でキレイに撮れる方法として、外付けフラッシュの活用をオススメします

https://poli-studio.com/2015/10/08/1197/(脱サラはじめました)

撮影のポイント

まず最初に完成写真からお見せしておきます。(さらすのは恥ずかしいですが)

800_2327_lr

いかがでしょうか?素人でもこれくらいにはなりました。

そして撮ってるときの様子がこんな感じです。

DSC00891_lr

こっちの姿はさらに恥ずかしいですね。

でも写真なんてそんなもんです。

いかにフレームの外のキレイじゃない部分を写さないかという面があると思います。

それはさておき、この写真の状態と機材について解説しておきます。

カメラとレンズと外付けスピードライト

今時のカメラはどれもキレイに撮れるので特にこだわる必要は無いと思いますが、ポイントは外付けスピードライトが使えることですね。

外付けスピードライトをバウンズさせて撮影しました。

バウンズとは被写体に直接光を向けるのではなく、部屋の壁などに反射させて間接的に光を当てることです。

こうすることで不自然な明暗の付き方をしなくなります。

上の方のリンク先にバウンズについても書いているので読んでみて下さい。

レンズを選ぶポイントは中望遠域を使えるものにすることくらいでしょうか。

広角側だと歪みやすくなるので。

今回は60mmのマクロレンズを使いました。

三脚とリモートコード

これはちょうど良い高さの台とかがあればそれでもいけるかもしれませんが、細かい調整をするにはやはり三脚の方が楽です。

緻密な風景写真を撮るわけでなければ、安いやつでも三脚を持ってると何かと便利です。

リモートコードも必須ではないですが、ひとりで撮影するならあると便利です。

家族写真を撮るならセルフタイマーを使ってお父さんがピントを合わせてからカメラの前に移動して撮ることができます。

でもひとりだとピントを合わせるためにカメラのところにいると被写体がいない状態になってピントが合わせられません。

マニュアルフォーカスで置きピンをしておくという手もありますが、ピントが薄い設定にしてると合わせ込むのも大変なので、今回はリモートコードを使いました。

A3コピー用紙

上の写真では私が右手に持っていますが、これは何をやっているかというと

  • コピー用紙で光を反射させて顔に下からも光を当てる
  • 目の中にアイキャッチを入れる

人物写真は特に意図が無ければ明るい方がキレイに見えるのでレフ板の代わりに使ってます。

「アイキャッチ」少女漫画の描写でありそうな、目の中がキラリンとしてるあれですね。

コピー用紙の白い色が目の中に写り込んでアイキャッチがつくれます。

被写体のポジショニングとポージング

はっきり言ってこれは私が苦手なところなので、あくまで「正しいかどうかは置いといてこうやりました」、というただの記録として読んでください。

自撮り

一番はやはり窓からの自然な光を利用するということでしょうか。

夜に外からの光が無い状態で撮影もしてみたんですが、いまいちメリハリが無いノッペリとした感じになってしまいました。

片側から自然光を当てることで柔らかい雰囲気になり、立体感も出せると思います。

ポージングについてもいろいろやってみましたが、ただ正面を向いてるとまさしく証明写真になってしまうし、落ち着いた感じにしたかったのでダイナミック過ぎるポーズも取れないしということで悩みました。

それで自分なりにたどり着いたのが「ほんの少し目線を上に向ける」のと「肩を開く」でした。

目線を上に向けるために、カメラ位置のセットも少しだけ見下ろすような感じにしてます。

そして本当は一番大事な表情についてですが、私には自然なスマイルは無理でした。。。

写真だけで好印象を与えようと思ったら絶対に笑顔の写真が良いとは思うんですが。

慣れないことはせずに、自分なりの自然体でいくことにしました。

最後にLightroomで仕上げ

仕上げと言ってもそんなに手が込んだことはしていません。

コントラストを落として自然な感じにして、明るさとホワイトバランスを調整し、トリミングで整えたくらいですね。

狙いは「目立つのではなく自然体」です。

 

ということで、素人なりの「ガチ自撮り」について書いてみました。

冒頭にも書きましたが、基本的には仕事で使うようなこういった写真はプロにお願いするのが一番だと思います。

なんでも楽しんでいろいろやってみたいというのが私の脱サラ目的のひとつだったので、自分でできることは自分でやることにしてます。