27インチWQHDとマルチモニタで作業効率UP!!
先日、CAD業務効率化に向けてPCをパワーアップしたという話について記事を書きました。
その集大成というか、メインの目的は27インチWQHD(2560X1440)モニタの導入です。
CADで作業する人やクリエイター系の人にとって、作業効率向上の効果が一番大きいのはPCでの作業領域拡大ではないでしょうか。
ブラウザやPDFの資料を開きながらCADの操作をしたりとか、CADを開きながらパワポやエクセルの作業をしたりとか。
ショートカットキーを駆使してバンバンウィンドウを切り替えながら作業できる人もいますが、やはり大きな画面(高解像度)で一度にいろんなデータを見渡せた方が作業がはかどります。
私の場合、今までは22インチ(1680X1050)のモニタで作業してましたが、CADを使うようになってからはさすがに狭さを感じるようになってきました。
ということで、CADでの作業に適したモニタはどれだろうと探した結果【ASUS PB278QR】を選択しました。
正直なところ、ASUSに特別な思い入れは無いんですが、欲しいスペックを満たしていて、ネットやアマゾンであまり悪い評判がなくて、なるべく早く安く手に入るものを選んだらこれになりました。
その「欲しいスペック」についてを中心に書いていきます。
27インチWQHDサイズが欲しかった理由
27インチにしたのは単純に作業机に置くには30インチ以上は大きすぎるだろうというだけです。
WQHD(2560X1440)にしたかったのは、以前MacbookProに4Kテレビをつないでみた記事を書きましたが、このフルHD(1920X1080)では若干狭く感じたため、もう少し広く使える解像度が欲しいなという思いからです。
そしたらフルHDよりさらに広いWQHDという解像度があることを知り、この解像度のモニタを探しました。
ちなみに4Kにしなかったのは30インチ以下で4K(3840X2160)では文字が小さくなりすぎてしまいそうなので止めときました。
ということでたどり着いたのが27インチWQHDというラインナップで、いくつかのメーカーからモニタが発売されてます。
長時間の作業で疲れないために「IPS」「ノングレア」が欲しい
仕事で使うものになると、長時間見ていてもなるべく目の疲れが少ないものが欲しいです。
そこで必要だったのが「IPS」と「ノングレア」
まずIPSについてですが、これは液晶パネルのタイプを表していて、視野角が広いタイプのものになります。
液晶パネルの種類でメジャーなのはVA方式だと思いますが、これは比較的安いけど視野角が狭い。
つまりモニタを見る位置によって見えづらかったり、色味が変わったりします。
それだといつもベストポジションにいないといけなくなるので嫌だしストレスもたまりそうだなと。
もうひとつのノングレアについてですが、これは画面の光沢具合のことで、表面がテカテカしてるのがグレア液晶、テカテカしてないのがノングレア液晶になります。
見栄えとしては光沢があった方がきれいですが、長時間見続けるとやはり目には刺激が強くて疲れてきます。
また、写り込みとかもあるので仕事用としてはストレスの原因になります。
WQHDの解像度で使うにはDisplayPortかHDMI対応のビデオカードが必要
画面を広く使いたいということでWQHDを選ぶのはいいんですが、PC側の出力がDisplayPortかHDMIに対応している必要があります。
フルHDまではDVIでいけるんですけどね。
接続端子形状はリンク先に詳しくまとめられているのでご覧ください。
古かったりグレードが低いPCだとこれらの端子が無いかもしれないのでお気をつけください。
ちなみに、うちのPCには無かったのでビデオカードを変更する必要があり、ならついでにSOLIDWORKS推奨のものに変えるかということが発端となり、一気にPC全体のパワーアップにまでいっちゃいました。
そしてさらにマルチモニタへ
今回購入した27インチWQHD液晶に加えて元々使っていた液晶モニタ、さらにMacbookProも合わせれば合計3つのモニタで作業できるようになりました。(冒頭の写真の状態)
写真ではわかりづらいかもしれませんが、27インチはさすがに広々としてて良いです。
ちなみに左のMacbookProは15インチ、右のモニタが22インチを縦置きにしたものです。
メインのモニタでCAD作業をしながら、サブモニタで資料やエクスプローラーを表示、Macでブラウザやメールって感じですかね。
ここまでくるともう一枚くらいモニタを増やしたくなりますが、自分の脳の方が追いつかなくなりそうなので止めときます。
高解像度のモニタでマルチモニタをしようとすると、それなりの描画能力というか性能が要求されると思います。
どこまでの高解像度にするか、どんなソフトを使うかによっても適したビデオカードが変わってくるので、購入時には気をつけてご検討ください。