【機械設計 2016年4月号】を読んでみました
会社辞めると入ってくる情報量が極端に減ります。
それなりに大きい会社だとなんだかんだ色んな情報が入ってきてましたが、今はかなり意識して情報収集しないとなかなか厳しいです。
一番生きた情報源はもちろん仕事の中でのお客さんとのやりとりから得られる情報ですが、それ以外にも色々とアンテナを立てないとと思ってます。
つい先日、【機械設計】なる情報誌があることを知りました。
近くの本屋には置いてなかったので、中身が確認できないのは不安でしたがAmazonで注文。
それが届いたので読んでみた感想を書いてみます。
完全に表紙に騙される
【機械設計 2016年4月号】を買おうと思った一番大きな理由は、表紙に「医療機器製造業のアジア最大の展示会・セミナーイベントが開催」と書かれており、その情報が知りたかったからです。
ところが、手元に届いたものを改めて見てみると、表紙の下の方に開催日程と場所が書かれてるじゃありませんか。
要はこのイベントの宣伝が表紙に大々的に載っているだけで、中身にはその情報は一切書かれていないという大胆なものでした。
ニッチな雑誌だから広告費に頼る部分が大きいのは分かりますが、こんなのってアリですかね?
中身も広告だらけだけど案外良い情報源かもしれない
のっけからかなりガックリきてしまったものの、気を取り直してページをめくってみることに。
すると出るわ出るわすごい量の広告。
普通に買った雑誌でこんなんだったら怒っちゃいますが、広告とは言っても普通には絶対に見かけないような広告(もちろん機械に関する製品)ばかりなので、これはこれで案外面白いです。
こんな製品も世の中にはあるんだ、って感じで。
業界情報誌というより「教養誌?」
2016年4月号の特集は「成果を産み出す開発・設計部隊の育成方法と事例」です。
他の現在の連載ものとしては
- 続 機械屋のためのリチウム電池活用入門
- 製造業のための中国文化入門
- 機械屋のための脳科学入門
う〜ん、なんか期待してたものと違う。
ちゃんと機械設計っぽい連載もあって例えば
- こうすればうまくいく!擦合わせ設計の勘どころ
- 特注設計製品の受け方と作り方
あたりは、今の自分にはタイムリーなネタでした。
あとは話題になって久しい「インダストリー4.0」関連の記事なんかもあったりするんですが、どれを取っても最新情報という感じではなく、各話題に関する書籍を本屋で探して読めば済んじゃうんじゃないかという感じのものが多かったです。
正直言ってただでさえニッチなジャンルの雑誌なのに、どこをターゲットとしてるのかよくわかりませんでしたね。
もう次は買わないかな。。。