モバイルバッテリーでArduinoとモーターを動かす
今日は連チャンでArduinoネタです。
Arduinoについてはこちらのページをご参考に。
【Aruduino】というお手軽に電子工作ができるシステムを使って、電子工作に入門してみました
その練習として、プレミア12に便乗して「野球日本代表応援マシーン」を作りました
今私はArduinoを使ってマブチモーターを動かそうとしています。
ミニ四駆なんかはモーターに電池をつないだだけでビューンと回るので、動かすのにそんなに面倒なことはないんじゃないかと思っていましたが、ちゃんと制御して動かそうとするとそれなりに面倒みたいです。
その面倒なことについてはいろんなサイトで書かれているので割愛します(例えば以下のリンク先)
DCモータを動かす(モータドライバ使用):(hiramine.com)
これからここで書く内容でポイントとなるのは、
- Arduino用の電源とモーターの電源は別々に必要
- モーターを制御して動かすにはモータードライバへの給電が必要
ということです。
これまでは
- ArduinoはPCにつないで給電
- モータードライバには乾電池を4本つないで給電
という風にして給電していましたが、だいたいの動作確認ができてプログラムも出来上がったので外に持ち出したいとなるとPCからの給電に頼るのは煩わしいです。
これをどうにかしたいと思って考えたのが出力が2ポートあるモバイルバッテリーを使うこと。
Arduinoは元々USB端子があって、5Vを給電すれば良いので特に問題ありません。
モーターの方は5V以上の電源をモータードライバに供給してやればいいんですが、モータードライバにつながっているのはジャンパワイヤだけ。
どうやってモバイルバッテリーとつなぐか?
やってみたのは「使わなくなったUSBケーブルをちょん切ってつなげる」です。
ということで、早速ちょん切ってみました。
ちょん切った先からは4本の線が出ています。
ちなみにUSB端子は下の写真のように、向かって左端がGND、右端がVcc(5V)です。
普通に考えると黒い線がGNDで、赤い線がVccだろうなと思いますが、もちろんそんなヤマカンで判断してはいけません。
アタリをつけたところで線の被覆をむいて、テスターで導通チェック。
見事(?)予想通りでした。
Arduinoはお手軽に電子工作が楽しめますが、電気を扱う以上は間違った配線をすると部品を即死させたり、場合によっては発熱・発火の恐れもあるので非常に危険です。
その危険な状態にならないようにするために、テスターをひとつ持っておいてちゃんとチェックするのが良いと思います。
さて話を戻しまして、ちょん切ったUSBケーブルをつなげた状態が下の写真です。
今回はとりあえずワニ口クリップ付きの電線を中継として使い、USBケーブルとモータードライバにつながっているジャンパワイヤをつなぎました。
今回はモータードライバにTA7291Pを使っておりまして、ご参考にUSBからのVccをつなぐ先を下の写真に赤枠で囲っておきました。
GNDは作った回路のGNDにつなぎます。
これで動作確認したところ無事動きました。
もちろんモータードライバが通せる電流やモバイルバッテリーが出せる電流以上の電流を消費するモーターはつながないで下さいね。