【WBS トレたま】初めてテレビ取材を受けた感想

(上の画像はテレビ東京WEBサイトのキャプチャー画像です。クリックするとテレビ東京WEBサイトへ移動します)
現在、クラウドファンディングサイト「Makuake(マクアケ)」に掲載中の自社開発製品【Maskal(マスカル)】を1月19日にテレビ東京で放送されたワールドビジネスサテライト(WBS)のトレンドたまご(トレたま)のコーナーで取り上げて頂きました。
もちろんテレビ取材を受けるなんて初めてです。
滅多に無い貴重な経験なので、感想など色々書いておこうと思います。
取材して頂くことになった経緯
ある日、会社の問い合わせフォームから一件のメールが来ました。
それがなんとテレビ東京さんからだったのです。
上で挙げたMakuakeに掲載しているマスカルのページを見てお問い合わせ頂いたとのこと。
まさに「来たか!」という感じでした。
どういうことかと言うと、まずひとつは私がWBSが好きでほぼ毎日(月〜金)観ているので、自分の製品がトレたまのコーナーで取り上げられるのが憧れだったこと。
そしてもうひとつは、そのトレたまで取り上げられる製品が「これはクラウドファンディングサイトで見たことあるな」というのがたまにあったので、「クラウドファンディングに製品を掲載すればトレたまに出られるかも?」という狙いが見事にハマったこと。
最初にお問い合わせ頂いたときはまだ取材が確定ではなく、候補のひとつだということとだったので、製作担当の方と情報をやり取りしながら祈るような気持ちでした。
それから数日していよいよ取材して頂くことが決まって、心の中で小躍りです。
しかし、製品は取り上げてもらいたいけど、私自身は「べりーしゃい」なのでテレビに出たいわけではありません。
そう言った意味では不安でした。
撮影当日 緊張・不安・絶望
撮影はテレビ東京の会議室で行われました。
ちなみに、放送日当日に撮影です。すごいハードスケジュールですね。
受付ではナナナグッズがお出迎えしてくれます。
受付を済ませ、製作担当の方と初対面。
女性の方だったんですが、この人がキャスターでも良いんじゃないかというくらいお綺麗な方だったのでビックリ。
やはりテレビ局の人はなんか違うんですかね。
それはさておき、撮影場所の会議室へ通して頂き、先に準備をされていたカメラさんや音声さんとご挨拶。
トレたまキャスターの北村さん(水、木、金曜担当 2017年1月現在)は少し遅れてくるとのことでした。
実は私は北村さんの隠れファンなので、北村さん担当の曜日に取材して頂けるのは本当にラッキーでした。
撮影前にまず現物で製品の使い方や特徴を改めて説明し、製作担当の方からは撮影の流れを説明して頂きました。
そんなことをしているうちに、北村さん登場です。テレビで拝見する通りお綺麗な方でした。
いつもテレビで観る人と直にお話しするのは私のこれまでの人生ではほとんど無かったので不思議な感じです。
テレビで観る限りは北村さんは非常に明るく元気な感じですが、撮影現場でカメラが回る前はとても引き締まってます。
これまで私は完全に勘違いしておりまして、キャスターの方は単に「演者」だと思っていたのですが、そうではなくて撮影現場で「ああしよう、こうしよう」というのを製作担当の方と話しながら番組を作り込んでいく役割も持っていたんですね。
そうやって話をしているときはまさに真剣そのものです。
一通りの説明や、流れの確認を終わるといよいよ撮影開始。
ここで素人の私はかなりビビるのですが、事前の練習とかは無く、いきなり本番になってしまいました。
本番というか、私と北村さんの掛け合いをしているところをずっとカメラを回し続け、あとで編集で繋いでいくというやり方みたいです。
「ゆるい番組ですから普通に会話するような感じで大丈夫ですよ♪」なんて撮影前に声を掛けて頂きましたが、あがり症の私がそう簡単にほぐれるはずもなく。
実際の放送を観てくれた知人からはもれなく「緊張してたね(笑)」と言われるくらいひどかったです。
緊張ガチガチな状態で最初の方に核心的な話が振られるので、その部分が編集でも使われてしまい、そのような状態が放送されてしまいました。
撮影自体は結構な時間、掛け合いがあったので後半はだいぶほぐれてきたんですが、そのあたりの話は全部北村さんのナレーションベースに置き換えられてました(笑)
テレビ局の人からしてみれば、素人に多くは望めないのは分かってるんでしょうし、そういった「生々しさ」を求めているのか、ガチガチ状態でも撮り直しはほとんどありませんでした。(撮影時間が限られているのも大きい要因だとは思いますが)
こうして私の人生にまたひとつ黒歴史が刻まれました。
良い番組は良いチームプレーから生まれる
私が映っているところはヒドイもんでしたが、肝心の北村さんメインで製品紹介して頂く部分はさすがの一言。
製品の良さをすごく分かりやすく伝えて頂けたと思います。
そのシーンを撮影しているときは私は部屋の端で見ているだけなのですが、見ていて感じたことは「チームプレーがすごくうまく機能しているな」ということ。
ここで私が言いたい「チームプレー」は役割分担のことではありません。
良い番組を作るために、お互いがより良くするための意見をどんどん出して、それをお互い認め合い、そして最終的にどうするかの判断が速い、というのを生で見ることが出来ました。
撮影チームは製作担当の方、キャスターの北村さん、カメラさん、音声さんの4名だったのですが、上で少し書いたような製作担当の方と北村さんのやり取りだけではなく、ときにはカメラさん、音声さんも、良くするためにはどんどんアイディアを出していくんですよね。
ここで凄いなと思ったのが、アイディアを一方的に出すだけでなく、ちゃんと相手のことも尊重しているということ。
これが出来ない今の日本の会社・組織が空気が悪くなり、どんどん沈んでいってるんでしょうね。
WBSに限らず、私はテレビ東京さんの番組が好きなのですが、その理由がこういった番組作りにあるんだと感じることができ、ある意味で製品紹介して頂くことよりも有意義な経験が出来たなと感謝しております。
たった2分程度のコーナーに、私が居た時間だけでも2時間以上あって、その後の編集の時間も加えるとかなりの労力を掛けているというのも、テレビ東京さんの真面目さを感じることができます。
テレビ番組製作に限らないと思いますが、結局のところ良いものをつくるには質の高いチームプレーと手間を惜しまないことが必要なんでしょう。
こうして黒歴史と良い経験が生まれた2時間が過ぎ、最後に北村さんと握手&2ショット写真を撮って頂き、撮影チームの皆様に御礼をお伝えして、テレビ東京を後にしました。(権利の関係上、2ショット写真は公開できないので私だけの記念品です)
その後のWBSの放送を受けて、クラウドファンディングの方もご支援の金額が急上昇。
「WBS見た!」というコメントもたくさん頂き、改めてテレビの影響力の大きさも感じました。
黒歴史は残念ですが、人生で1度くらいこんなことがあっても良いのかもしれません。(と言いつつ今夜も布団でジタバタするのかもしれませんが)