3Dプリンタはどうやってプリントしてるか?
背景
3Dプリンタと言っても色んな種類がありますが、家庭用3Dプリンタの多くは【FDM(熱溶解積層)】方式」というものです。
FDM方式はどんなものか簡単に言いますと、フィラメントと呼ばれる細い紐状の樹脂材料を熱で溶かして、テーブルの上に順番に積み重ねていくやり方です。
3Dプリントの仕組み
こちらが材料となるフィラメントです。種類はいくつかありますが、それは別の動画でご紹介します。
3Dプリンタのヘッドにセットされたフィラメントが熱で溶かされてヘッドの先から少量ずつ出てきます。
そのときにヘッドがテーブルの上に絵を描くように動きます。一通りのプリントが終わると、テーブルがわずかに下に動いて、先ほどプリントした物のうえにプリントを重ねていきます。
このように動くことで樹脂が層状に重ねられていき、最終的に3D形状になります。
このように家庭用3Dプリンタは樹脂を溶かして重ねることで成形していきます。
次回は「3Dプリンタの選び方について」です。