3Dフリントの【ラフト】って何?

背景

先日の動画で、スライスソフトで【ラフト】の有無を設定できることをご紹介しました。

今回はそのラフトの役割は何なのか?についてご紹介します。

ラフトの役割

ラフトはテーブルとの設置面積が少ないものをプリントするときに必要になります。例えばこんな形状のものをラフト無しでプリントするとどうなるか見てみましょう。

こんな感じで、テーブルからはがれてしまってプリントが出来ません。それではラフトを設定してプリントしてみましょう。

ラフトによってテーブルへの密着力が上がり、プリント出来るようになります。

基本的にはラフトとプリントするものの本体は少ない力ではがせるようになっていますが、条件によってはガッチリくっついてしまい、ラフトをはがした後の面が荒れてしまうこともあります。

上手くはがせるかどうかはスライスソフトの質(ほど良いくっつき具合になるGコードを生成できるか)に寄る部分もあります。

いかがだったでしょうか?プリントをするものの形状によってはラフトが必要になるので、それを踏まえたデータ作成をしましょう。

次回はサポートについてです。